ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

英語の勉強を続ける その2

〇英語の勉強を続けて3日たった。中学2年生までの履修がようやく終わった。プラス単語帳で1500語ほどインプットが終わったところだ。


〇ここまで12時間ほどやっている。ほとんど忘れている、というのが現状だ。


〇ただ、文法なんて良く考えながらやると先に進まないので、無視してガンガンといくことにしている。とりあえず単語は目標の3000語は暗記したい。


〇英語は昔から苦手だった。それでも受験の頃は7000語くらい暗記したような記憶がある。今考えるとマメタンをブラさげて風呂でもめくってた記憶がある。4か月アホみたいに頭に詰め込み、入学したとたん全て忘れるくらい遊んだ。


〇しかし、なんだって過去形とか過去分詞とか、わけが分かんない解説なんだろう。だいたい外人の子供が10歳になったらペラペラ英語を話せるのに、なんで日本人は10年英語を勉強しても単純な会話ひとつも出来ないのか?たぶん教育の仕方が間違っているんじゃないかと思う。


〇俺は留学経験も海外勤務経験もないが、「外人だって文法なんて案外分かってないんじゃないの?」って思う。たぶん会話は砕けた英語なんじゃないだろうか。例えば俺自身、日本人でありながら日本語の使い方がかなりあやしい。でも生きていけるし不便もない。そんな感じで英米人も「普通しゃべらんぞ、そんな堅苦しい英語!」みたいな英語を俺達は教えられてきたんじゃないか、と思うのだ。


〇と、ガタガタわめいても仕方がないので、勉強することにする。明日には中学英語はおわしたい。

再就職の足固めに英語の勉強をはじめる

〇採用担当との話や情報収集を含め、今後の再就職のあり方を改めて考えてみた。


〇企業と話してみて分かったことは
 1.FP1級の知識まで市場は求めてはいない(あった方がベター程度)。
 2.これまでの経歴が大事。そこから得たもので新しい雇用先に「なにを貢献できるか」
   だけが求められる。
 3.最低限、英語力とPCの知識習得が必要。
 4.現職場の実績が職務履歴書に反映=再雇用がされやすくなる
 以上だ。


〇一番大事なことは「俺は何がしたいんだ?」ってことなんだが、俺の場合はたぶん「自分への挑戦」なんだと思う。新しい知識と世界を知ること。おれの人生の満足度、幸せの価値観はかっこいい言い方をすれば「知的好奇心と経験」、悪い言い方をすれば「なんでも手を付けたい野次馬」なんだ、と思う。金?社会的地位?アガペ的愛?ちがう。単に「どうせ生まれてきたんだったらこの体が土に還るまで何でもやって、見て、触ってやりたい!」という貪婪なまでの知識欲なのだと思う。この歳になって分かったのだが、俺のすべての行動の起点がそこから発している。


〇こう考えると、これまでやってたFP1級の勉強はいったん中止し、英語とPC知識の習得に回す必要がある。現職場もおざなりに出来ない。


〇そこで先週、現職場での資格を新たに1つ取得した。20時間ほど振り向けてしまったが、足固めが大事だ。仕事も今まで以上に他人の分までやっている。おかげで休暇をもらった。


〇もらった休暇の時間を英語の再履修に充てている。もちろん金がないので独学だ。教材はその辺からかき集めた。もちろんタダでだ。TOEIC試験を受験したいのだがここ30年ほど英語には無縁だ。全く話にならないので、昨日から中学1年の英語をやっている。40年ほど前のちゃっぱげた学習辞典をめくっている。ちょうど今終わったところだ。息抜きにこのブログを書いている。


〇中1の内容で6時間かかった。中2、中3はいきなり難しくなる。たぶん3倍くらいかかると思う。あと18時間で中学校過程を修了したところで、息子の単語帳でも失敬して暗記作業にいそしむ予定だ。600点取るには3,000語必要と本にあった。とりあえずその線までいけたら試しに5月に受験してみたい。700点取るには5000語とか書いてあるかもしれないが、俺は難関私大の受験をするために英語を勉強してるわけじゃない。推測で解ける問題もあるだろうし、なにせマークシートだ。第六感でマークすれば何とかなるんじゃないだろうか(甘いか)。


〇しかし、この歳で英語を再履修するとは思わなかった。でもそれはそれ。いつかなにかの役にたつかもしれない。再就職に失敗しても無駄にはならない。スティーブンジョブズが言ってたような気がしたんだが「人生に回り道はない。今は個々の点であってもそれがいつかはつながり線となる。」という言葉に俺は共感する。彼のような天才には程遠いが、「空腹であれ 馬鹿であれ」という生き方だけは共通している気がする。


〇とりあえず、前に進む。今はそれしかない。

就活サイトと連絡をとってみた

〇就活サイトから「オファー」とか「スカウト」というのがたまにくる。そのうちの1つが「俺じゃ無理だろ?」という会社があった。試しに受けてみることにした。もちろん採用されれば御の字だが、どう考えてもハイレベルな会社だ。大学受験でいえば、なんにも勉強してないが「とりあえずジーマーチ」とか言ってる若者みたいな感じで受けてみた。面接官にも本音で話しいろいろ教えてもらった。まずは敵を知らなきゃ今後の戦いに勝てないからだ。


〇一部上場のメジャー企業。まずはパソコンで書類を作成し送信する。連絡アポをとる。今の時代は電話とかズームで最初の面接する。コロナだし、最初は「箸にも棒にも掛からぬ」ものをフィルタリングするには通信手段の利用が手っ取り早い。


〇1時間近く話す。50代転職というのは本当に厳しいものだ、ということを実感する。以下、俺と同じように50以上で就活する人、上場企業の管理職候補で行きたい人の参考になれば、と記したい。


〇再就職で企業が取りたいのは即戦力だ。それと会社に貢献する利益だ。欲しいのは30代と思える。バリバリこなす年代だ。50代はマネジメント能力が高い+実績がある人が経営層として転職するのが理想らしい。


〇一般ないしは中間管理職として50代が転職する場合は専門的知識+現場経験があることが前提だ。でもそれだけじゃ足りない。なぜ高齢になるほど再就職が難しいのか、というと、一つは記憶力の低下だ。頭が悪い、というのが単純明快な理由だ。もう一つはプライドがあり、人の話を聞かない人が多くなるからだ。昔のサクセスストーリーは今の世の中には通用しない。いらないプライドは採用する会社の損失になる。単純に言えば老害化する可能性が大きいので採用しない、ということだ。


〇業界によっては上記のスキルの他、英語が出来る方がいい場合がある。TOEICという試験は聞いたことがあるが、どんくらいのレベルか分からない。息子に聞いたら500が現役学生の普通くらいで600だと結構優秀、じゃあ俺が必要な700ってどのくらいよ、と聞くと「かなりだよ、それ。」と教えてくれた。海外に支店がある企業なら、さらっとそれぐらいは求められる。「いやー横文字はからっきしで。」と答えると苦笑いされたが「英語はやっといたほうがいいですね」とさらりと返される。要は「取れ」ということだ。海外に支店がある企業は多い。ここが案外ネックになる。


〇あとはエクセルの表計算はIF関数ぐらいは最低限、という雰囲気があった。できればマクロがいじれる、作れなくとも前任者が作ったマクロを手直し出来るくらいのスキルが必要かもしれない。VBAの本を買ったが、俺の頭だと習得に3~4か月くらいかかりそうだ。ほぼほぼ記録機能で作れそうだが、細かい部分の修正なんかだといちいちこの手の本を引っ張り出さなきゃならなくなりそうだ。


〇英語力とPCのスキルを最低条件で求めてくる企業は結構多い。というか、マストに近い。ちなみに山形の求職で必要なマストスキルは「普通自動車免許」だ。この差はなんだ?


〇久々に見た海は大きい。ずっと山形に生きているとちょろちょろの小川しか見えなくなる。「俺は世間を知らな過ぎだ。」とつぶやいてしまった。


〇いいアドバイスも多々もらい、とても勉強になった。親切な人だった。大事なのは「自分がどうやって働いていきたいのか」と「どうやって生活していきたいのか」を考えること。目先の条件やネームバリューだけにとらわれることなく「キャリアアップしながら自分の市場価値を高めていく」ということだ、とまとめたい。


〇次は適性テスト、そして数回の面接と続く。フィルタリングで落とすのは「この人大丈夫?」っていう性格に難がある人や世間常識がない人、つまり最低限だろうから、ほぼほぼ通過するんじゃないだろうか。この先が勝負になる。


〇ただ、ここで考える。当然チャレンジしたい企業だが「自分の能力をもうちょい高めないと通用しないんじゃないの、この世界?」という思いが湧き上がる。俺の売りは何なのだろうかって考えた時、当然専門知識になる。とすればもちろん英語やPCの勉強はするが、大事なのは「今の職場での一層の進化」になる。つまり、就活がうまくいくためには今の職場で抜群の働きや「さすが!」ってくらいのスキルがないと難しいということだ。だから目の前の仕事にも一層励まにゃならん、ということになる。


〇両立は厳しいが、自分で選んだ道だ。引き返すつもりはない。行けるとこまでいこうと思う。