ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

仕事を早く処理するスキルを身につける簡単な方法

〇これは男性あてに書く内容だ。


〇女性は仕事が早い。動きも無駄がない。


〇俺は仕事が早いと同性から言われる。でも女性に言わせれば「普通か少しハヤい」程度の域を出ない。


〇男性の中には大変仕事の処理が遅く「時間考えてます?」って人がいる。女性でも、若い人にチラホラとてもスローな人がいる。おそらくなんだが「料理経験のあるなし」が大きいと思う。


〇家庭の主婦は40分もあれば2~3品パパっと料理を作ってしまう。料理をはじめてやったころの俺は同じものを作るのに1時間30分ほど費やしてしまった。そこで母の横に立ち、手際を見せてもらった。なにが違うのか?答えは「無駄のない動き」だった。


〇切る作業、煮る作業、焼く作業。時間のかかるメニューやさっさと作れるもの。材料の切り回しと残ったおかずにひと加工。こんな要素を女性は頭の中で素早く組み立て、優先順位をふって、即実行に移す。毎日やってるからドンドン早くなる。作るたびに工夫が入る。仕事の効率化、合理化を女性に教えなくてもいいのは、日頃から炊事をしているからだ。


〇肉じゃがを例にとる。大量に作り置きするのはいいが口飽きして残していた。そのうち気づいた。「残ったやつは翌日カレー粉を入れればカレーに変身する。」と。さらに残った肉じゃがを2つに分けて、片方はシチューにした。冷凍保存した残ったカレーを使ってカレーうどんを作った時もある。1つの肉じゃがを繰り回す工夫。これが仕事上での商品開発力につながる。


〇買物した材料を全てを腐らせず使い切ることは難しい。少しでも無駄にしないよう、冷蔵庫の中身と相談しながらメニューを考えていく。財務、在庫管理に直結のスキルだ。


〇このように、炊事を続ければ仕事の処理速度も上がる。ビジ雑誌を読むより実践的で身につくのが早い。仕事が早い人は手を休める時間なく、複数の仕事を並行して処理する。これは「おかずを作りながら味噌汁を作る。すこしでも時間が空いたら食器洗いもやってしまう。」この過程と同じだ。


〇そりの合わない職場の女性などには、料理の話から入ると場が和むこともある。「オリーブオイルって使い道なくてあまっちゃう。」とか「パスタソースってムズイよね。俺なんかいつもトマトピューレでごまかしちゃう。」というと「ぺペロンチーニは?ニンニクと鷹の爪しかいらないしオリーブオイルも掃けるわよ。」とか「料理するんだ。意外!」など、笑顔が出たりする場合もある。俺が料理を教わる形になるので、女性もタメグチで気軽に話せる。話題も無難だ。


〇でも、炊事って自発的にはやりたくないものだ。それを強制的にやらねばならない環境に置く方法がある。おおかた予想はつくと思うが、そう、「男の一人暮らし」だ。


〇一人暮らしを経験した男に器用な人が多いのは潜在能力の優劣ではない。上述したような理由からだ。さらに洗濯掃除に買い物など諸々のことを自分でしなきゃならない。やるを通じ無意識のうちに知恵と工夫をこらす。


〇感謝の気持ちももてるようになる。自分はなにもせず黙って飯が出る。風呂に入れる。洗濯された衣服が着れる。そのありがたさ。


〇俺は進学希望の息子に「自宅から通えない学校」という条件をつけた。今では安アパート近隣の商店や飲食店と懇ろで、そこの主人とお茶飲みまでするらしい。各種物価も頭に入ってるしスーパーの赤札時間帯もバッチリだ。随分とたくましくなったと思う。


〇旦那や恋人の手料理なら女性も「まずい」とは言うまい。「また作ってね。」って笑ってくれると思う。男子厨房に立つべし、って思う。

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