ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

ブログタイトルを変えてみた

〇とても似た名前のブログがあったので、タイトルを変えてみた。


〇「散歩とバイクと転職と」とか「チャレンジ転職おじさん」とかいろいろ考えてみたが、まあ、どれも似たようなもんなのでしばらくこれで行こうと思う。

旧奥州街道を歩く 増田宿~長町宿 七北田宿~富谷宿

〇土曜日は増田宿(宮城県名取市)から長町宿(同仙台市)まで歩いてみた。


〇岩沼の竹駒稲荷にお礼参りをした後、名取駅を降りて歩きはじめる。交通量の多い道を北上する。


(中田宿付近を通過)


〇名取橋を越える。しばらく歩くと長町駅が見えてくる。


〇この道のりは歩道状況も悪く旧道風情もないが、道端の食堂がなかなかおいしくボリューミーだった。6~7KM程度の軽い散歩だ。


〇その後仙石線に乗り塩釜に向かう。仙石線に乗りながら何か違和感を覚えるが、それに気づかず塩釜神社を見てマリンゲートに回り市内を散策した。帰路に違和感の正体に気づいた。黒の軍団である。仙石線に乗ってる人は黒い服の人が圧倒的に多い。老若男女みな黒ずくめだ。


〇黒が強いカラーはうまくコーデするとアーバンな感じで都会人に見えるが、一歩間違うと老けて見える。また黒は顔にメリハリと品がないと似合わない。案外着こなしが難しい色だと思う。俺は黒を着ると威圧感が増す様な気がするのであまり好んで身に着けない。冬は暗灰色を入れ同じトーンの赤、緑、青などで色味を加えながらワンポイントでビビットカラーのブレスストーンや小物を入れる。夏は明灰色を入れたカラーでコーデすることが多い。ワンポイントは逆に暗色を入れると冴える。


〇うちの場合は妻が案外口うるさい。俺の恰好が気に入らないと着替えさせられることもある。カッコいい旦那をもつことは女性にとっては何歳になってもうれしいものなんだと思う。だいたい50近くなってもテレビ見ながら「キムタクはちょっとタイプじゃない。」なんて言うのが女というものだ。キムタクに失礼すぎると思うし、逆に50男が「AKBの誰誰がタイプだ。」と言ったらみんなぞっとして引きまくるはずだ。女だから許される。何歳になってもケーキが好きだし芸能ニュースが好きだし、かわいいもんだと思う。また、そんな妻のプレッシャーのおかげで若さも保てている。


〇仙台市内も歩いてトータル27KM。翌日に余力を残して散歩を終了した。


〇日曜日は七北田宿から北上、クールダウンに富谷まで歩いてみた。


〇ほぼほぼ4号線バイパスと重なる区間だ。


(風流さは微塵もない)


〇気持ちはいい。こんなに晴れた空を見るのは久しぶりだ。


〇このあたりの東の丘には家が団地になってずらっと並んでいる。案外地価はたかいんじゃないかなあ、と思う。だいたい山を削って水道管を埋めるのだ。さらに道路を引けば、原価0円の土地でも土地造成費だけで坪15万円はいきそうだ、と踏んだ。眺めもいいし雪も降らない。仙台にも近い。住むによさげだが難点は交通機関。車は必需品だろう。


〇気持ちよく歩いていたら


(富谷宿本陣へ到着)


〇七北田宿から10KMくらい。4号線を一歩旧道に入ると静かな街があった。


(お休み処。軽食もとれる)


〇富谷宿は伊達家が開いた宿場町。もともとポツンと寂しい寒村だったのが、宿場になってから一気に人口1300人の大きな街になったそうだ。その後、塩釜鉄道が出来て急速に衰退したと書いてある。今は丘という丘に団地が並び再び人口増加のウェーブ。栄枯盛衰を繰り返した土地のようだ。


〇陸の孤島で鉄道はない。帰路は宮城交通のバスに乗る。地下鉄泉中央駅まで600円。1時間に2~3本間隔。仙台駅前に行くバスもあるようだ。


〇仙台まるごとパスがフル稼働した2日間。使ってみたがもとは取れなかったようだ。もう使いこともあるまいと思う。白石~富谷間は踏破した。今後は映画の舞台にもなった吉岡宿からさらに北上、古川を目指す旅となる。


〇なんだかんだで本日のトータルは18KM。温暖で明るい景色が宮城の魅力だ。

ヤマハのセローにまたがったら

〇この春、息子がバイクの免許を取る予定だ。おれはバイクを3台もっているが、1台は息子の手に渡る。息抜きにバイク屋に行った。


〇バイクの買替の時はショップには妻と一緒に行くことにしている。俺の生活にいかにバイクが必要か伝えるためだ。妻も諦め顔でついてきてくれる。


〇ついでに言っておくとチャンスがあれば転職する、ということも会社には伝えてある。長年勤務した会社に対し影でコソコソ転職先探しをするのは卑怯だと思うからだ。会社は迷惑顔だが、理解はもらっている。


〇欲しいバイクがあった。去年製造中止になったヤマハのセローだ。どこでも走ると言われる名車だ。店に入り店員さんと仲良くなってから、セローの現物を拝む機会を得た。


〇なんてフレンドリーで可愛いバイクなんだ!とファーストインパクトは最高だった。


〇またがらせてくれるという。同じようなバイクでホンダ製のCRFというオフ車もあるらしいが「たぶん足つきませんよ。」・・・赤信号機の都度つま先ツンツンは50男には酷だ。同じ単気筒らしいが「CRFは水冷エンジンです。セローよりパワーがあります。セローは空冷エンジンです。パワーは劣りますが頑丈でメンテナンスも楽です。」とのこと。俺の所有するバイクは全て空冷単気筒。20馬力あれば十分だ。高速に乗らなきゃいいだけだ。


〇引っ張ってきてくれた白とグリーンのセローに座ってみる。「こんにちは」とバイクがあっさり迎え入れてくれた。シート高、着座姿勢。しっくりなじむ。足もつく。


〇手を下ろす。自然に手が下りたところにグリップが来た。下を見ずに理想的ステップ位置に足をずらす。まさに「ここ」という位置にステップがある。


〇小さく機能的な計器類。前を見ればチラチラとフロントフェンダーが美しいストライプを描く。軽く沈み込む柔らかなサスも、腕にかかるほんのりとした荷重もそのすべてがしっくりきすぎた。スタンドを上げて腰で車体を取りまわしてみる。軽い、軽すぎるぞセロー!


〇これほど息の合うバイクとこれまで会ったことがない。またがると優しく迎えてくれる。そしてシンクロしてくる。ヤマハが俺のために作った専用機、そんな感覚になる。バイクの好みや感じ方は人それぞれ。俺はこいつがすごく合う。


〇店員さん曰く「タマ数減ってますから買うなら早めに連絡ください。新車で買う?回してもらえるかな・・・」既に心の中で買いは決定した。


〇さて、お値段だが・・・60万円!250CCだよ!高すぎんじゃないの!「今時のバイクはこのくらいはしますよ。」・・・そうなんだ。


〇金はどうしよう。またローンか。この間返し終わったばかりなんだけどな、と思いながら金繰りを考えた。なんか「バイク購入補助金」みたいなもの、ないかな、それこそFPの知識でって考えたが道楽道具の購入にそんな制度があるわけがない。


〇「あれが免許取ってこれ気に入ったから持って行くって言われたら困るな。」と妻に言うと「心配いりません。あの子はあなたほどバイクにのめり込みません。バイク馬鹿になりません。」と冷静な顔で返された。ちょっと安心した。