ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

気晴らしツーリング

〇気晴らしにバイクで海まで行ってきた。



〇朝10:30とかなり遅めの出発。日頃の疲れからこの頃は休日の朝は寝倒している。朝遅いとバイクにまたがるだけの旅になる。それでも家にいるよか気分も晴れる。


〇山形市を出発し長井市に出る、いつもの山岳路だ。体がほぐれたところで113号線を一路小国町へ向かう。


〇この小国までの山岳路がまた鄙びたいい感じを出してくれる。小国を通過し新潟県の坂町で7号線と合流するのだが、その間の荒川峡の美しさは格別だ。右に左にコバルトブルーの荒川の水面と森林がスクリーンアップされる。蛇行する国道とあいまり「きれー!」の連続となる。


〇新潟県に入ったらいよいよメインディッシュの登場だ。村上市までは7号線で、以降はあえて345号線を海沿いに走る。笹川流れだ。


(奇岩絶壁が10KMちょっと続く。後ろに浮かぶのは粟島。)


〇本当はこういう海岸で寝そべって司馬遼太郎の「この国のかたち」を読みたかった。だが、なにせ時間がない。海岸美を30KMほど愛でながら流す。


〇再び7号線に合流。鼠ヶ関を越えれば再び山形県だ。


〇鶴岡市のホテルでのんびりする。今は県民巣ごもりキャンペーンをしていて、県民ならクーポンのキャッシュバックがある。実質数百円で宿泊できる。とは言ってもそもそも俺は4,000円以上のホテルには泊まらない。男の一人旅の宿なんて雨露がしのげればそれでいいと思っている。今回の旅も総費用5,000円もかかってない。その代わり何度も旅する。安旅を繰り返す方が俺には向く。


〇翌日は112号線を雨の中走る。混まないから軽い雨の方がバイクを流すにはいい。月山の朝霧に濡れながら寒河江で妻への土産など買い込み家路につく。


〇今回の旅は疲労感が少なかった。お散歩を入れなかったのも大きいが、バイクの装備も関係しているかもしれない。今回は久々にフル装備で着込んで旅した。SHOEIのメットにバイク専用のウェアにブーツで出かけた。普段はゴーグルメットに普段着のジャンバー、スニーカーで出かけていた。「ヤダなー、このモサさと暑苦しさ。要はこけなきゃいいんだろ。俺はコケんよ。」と。シャーが「弾に当たらなければいいのだろう?私には当たらんよ。」と宇宙服を着ないでザクを乗り回していたのと同じだ。


〇とはいえ30年またがって思うこと、それは素人が自転車感覚で振り回すことが出来るバイクはせいぜい30馬力前後のマシンだってこと。馬30頭って相当な力だ。俺なんか歳もあってかSRだってパワフルに感じる。プロでもない限りそれ以上の力を持つバイクを自由自在に乗りこなすことなんかできない、と思う。


〇バイク専用品というのはメットもウェアも風が切れて後ろに抜ける。重さは変わらないのに装着感が軽くて抵抗がない。肩、肘、背中にパットが入るので安心して寝かし込める。だから疲れない。コケるコケない関係なしに着た方が長旅は快適だ、と実感した。もちろん近場移動ならこんなもの全く必要としないが、200KMを超える旅だと体の負担感がちがってくると思う。

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