ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

スズキの250が欲しい!

〇2度の左遷でのはじめての給料明細。いやー新入社員なみだ。笑ってしまった。


〇これは食べていけない。セロー購入計画は潰えた。絶滅危惧業種に勤務している身のつらさを実感する。古今亭志ん生の言葉「貧乏はするもんじゃねえ。味わうもんだ。」の心境にはなれないが、そのぐらいの気持ちでいきたいもんだ、と思う。


〇60万もするヤマハのバイクは買えないが、コミコミ40万で買えるスズキの250を発見。ジグサー250。インドスズキの逆輸入車らしい。さっそくネットでどんな感じか見てみる。「いいじゃないの、これ!」って思う。でもこの金額すら今は払えないかもしれない。ネットでしばらく見入る。欲しいなあ、と思う。


〇スズキのバイクに乗る人を「スズ菌」とネットで言う人がいる。昔から変わった形のバイクを作るイメージはある。たまに「カタナ」とか「隼」とか鮮烈なスタイルのやつが出る。1度乗ってみたいなあ、と思う。


〇「男はカワサキ」とか「真面目なホンダ」とか「おしゃれなヤマハ」とか「変態スズキ」とか。それは半分冗談で作ったバイクがこれから欲しいと思う人のメーカーに対するイメージなんだろう。現実はどこのバイクも変わんないと思う。俺の持ってるカワサキ車は非力で男じゃないし、ヤマハ車はダサくておしゃれじゃない。スズキ車に乗った変態に会ったこともないし、ワイルドなホンダオーナーもいる。


〇カワサキは重工イメージが強いから男?ホンダは宗一郎が作ったから真面目?ヤマハは楽器と音響でおしゃれ?スズキは軽自動車作るから・・・変態???スズキだけが良く分からない。変態というより「チープ」が妥当だ。


〇ただ、あくまで俺の感じ方だが「ホンダは上まで回るし壊れにくい」とは思う。「かっちりしてる」と言った方がいいかもしれない。だからホンダ車がいい、と言うわけでもない。たまたまそういうのに当たっただけかもしれない。回りすぎる単調なエンジンよりも、がさつで尖ったエンジンが好きな人もいる。


〇スズキのバイクは国産の同クラスのバイクで比べると値段が安いものが多い。見た目も質素なものが多い。でも中身が悪いとは聞いたことがない。他のメーカーは特約店とメーカー販売網があるが、スズキはそれがない。ういた情宣費と徹底したコスト戦略が価格を下げることを可能にしているとすれば実はコスパがすごくいいのかもしれない。それにバイクに興味がない人は、どのメーカーのバイクだろうがちがいなんか分からない。「バイク」でひとくくりだ。別にいいんじゃない、スズキで、と思う。


〇どの道今時のバイクはどのメーカーも海外生産。しかもハズレなく作ると思う。「冒険」が「リスク」に直結する時代だから、あんまりはみ出たバイクを作れない。少し寂しいけどそんな気がする。本当はバイクなんて「なんでもあり」でなけりゃつまらないんだけどね。

×

非ログインユーザーとして返信する