ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

桜巡り

〇緊急事態宣言が延長、市内から出れない俺はSRに乗って近場の桜を見ることにした。


(両所様の桜)


〇鳥海大物忌神と月山大神の合祀社。1カ所で2神のご利益と便利な神社だ。もちろん賽銭箱は2つあり、両方に入れないとご利益が半分になるので注意が必要だ。


(金井の水)


〇平安時代の長者だった炭焼東太の休み場跡。この水で金を洗ったらしい。もちろん手洗いしてお金が身に着くよう祈る。


〇10分ほどテケテケ移動する。


(お薬師様)


〇聖武帝の勅願した国分寺だが、現在地に移されたのは明治年間とある。桜は裏側の神社にあった。


(護国神社)


〇当県出身の戦没者4万人の英霊がご神体。今日は晴天で結婚式の写真撮影をしていた人もいた。このあたりの桜はきれいだ。


(霞城の桜)


〇市内では一番メジャーな桜の名所。人が多い。長居は無用だ。去年は閉鎖されてた。


(済生館)


(本丸一文字)


〇復活させる必要があるんだろうか。こんなのいらないから市税を安くして欲しいと思う。


(最上義光像)


〇いつ見てもこの像はかっこいいし勇気をもらえる。今の時代、この県に必要なのは最上義光みたいな男だ。普通の人間なら上司にはペコペコ、部下にはパワハラだ。この男は逆を行った。その人生は狡猾で強引な征服の連続。近隣諸侯はこの男を「狐」と呼んで恐れた。一方で民はその善政と慈悲心に感謝した。上に強く下に優しい。占領地に文化を広め、生産力を飛躍的に増大させた。


〇今のこの県もかつてと同じような状況だ。未だに旧時代の父系主義的な思想から抜け出せない「村の顔役」が町政を牛耳り過疎化を一層促進させたり、「おいおい、まじかよ!」って言いたくなるような古い発想の経営者が多かったりする。そういう「お山の大将」があちこちにいて好き勝手にやっている。見識が狭いので目指すべきベクトルがはじめから的外れの場合も多く、頑張れば頑張るほど期待値から乖離していく。そして「やらねほうがいがったんでね?」と皆に思われる。だから義光が必要だし、俺もこういう男になりたい、と思う。


〇というわけで、3時間ほどうろついた。4月25日まで市外への出入りが原則禁止の我が故郷。市民も行くところがないからみんな花見。早く遠くにいきたいね。

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