ウォーキングとバイクと転職

50のオヤジが2年がかりで転職を目指します。息抜きのブログです。

FP1級を受験してみた

〇ものは試しに受けてみた。


〇会場は市内にある大学。ダッシュで走ると1分で横断できるくらいキャンパスが小さい。車はもちろん自転車も停められない。自分の月極駐車場にカブを置き、30分歩いて移動する。大学の近くのスーパーやドラッグストアにはバイトの警備員がプレートを持って立っている。「大学で試験をする方の違法駐車を禁止します!」・・・学生街もない錆びれた市街地に古ぼけた校舎。野暮ったい服を着た若者が静かに黙々と歩きながらすれ違う。ここで新歓コンパやったら即苦情になる。息苦しいだろうな、かわいそうになあ、と思う。


〇郊外部にきれいな並木道がある広大なキャンパスでも作ってあげたらどうか、と思う。学生が自由に楽しめるし、おしゃれになれる。田舎には土地なんか掃いて捨てるほどある。元気でおしゃれな学生が集まれば、街の人も感化されて活気づくはずだ。


〇机の感覚が激セマな教室に入り、じっと周りを見渡す。棄権者が3割ほど。ムズイ試験なので棄権率も多いようだ。30代から40代の女性が全体の半分くらいを占める。男性は若いのから年配までいろいろだ。「勉強すれば通るかもしれない。」と少し希望が持てた。


〇女性はおばさんになると、とにかく家事で忙しい。子供の面倒も見なきゃならない。勉強時間は限られる。その年まで独身の方ならばなおさら試験勉強の時間はとれない。彼氏探しが全てに優先し、勉強どころじゃなくなるからだ。だからおばさんの出願が多い試験はたいがいおいしい。特に「上位〇〇%合格」という試験の受験者におばさんが多数いるのは喜ばしいことだ。


〇対して20代の若い女性は脅威だ。勉強時間が取れるし記憶力も良い。男性より真面目なのでコツコツ積み重ねてくる。だが幸いにも試験会場には1人もいなかった(と思う)。内心「助かった!」と安心した。


〇若手の男性もこれといった「キレモノ」チックな風貌の人は皆無だ。ただ、2人ほど「これは強そうだな。」という方々を発見。1人は税理士かな?細かそうな勤勉家タイプ。ひたすらテキストで復習してた。もう1人は理知的な中年。なんとなく銀行員。「賢い人オーラ」を放っている。このあたりが恐い。全体で40人だから、4人合格するとして・・・俺は3番手でギリギリいけそうな感じか?と勝手に推測した。


〇肝心の問題は・・・今の俺では全く歯が立たなかった。さすがに難しい。すごいね、FP1級。聞かれる範囲がデカい。どっからでも出してくるし、計算問題もボリューミィ!ちゃんと勉強しないと受からない試験だと思う。


〇だが、闘志は湧いてきた。がんばりゃなんとかなりそうだ、という実感はつかんだ。それだけでも収穫だ。昨日の俺は解けなくても今日の俺なら解ける問題がある。今日解けなくても明日の俺なら解けるだろう・・・そんな心持ちで続けていきたい。

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